2004年夏の自転車スケッチ旅は、カリフォルニア、オークランドにある友人宅が起点と終点になるものでし た。シェラネバダ山脈を越え、ネバダ、ユタの荒野を走り、ブライスキャニオンやキャニオンランドの渓谷美を訪ね、コロラドの山岳美をかじり、廃れた鉱山の ノスタルジーを感じる旅でした。
2ヶ月に満たぬ短い旅でしたので、スケッチは18点でした。全スケッチをご覧ください。サイズはF4(MUSE W-F4 No.203)です。
カリフォルニア Oaklandの友人宅。左手の建物は物置で、さらに、手前に小さなひと小屋がある。友人はこれらをbig shed, small shedと呼んでいる。
山脈を越した。シェラネバダ山脈東側。かつて氷河があったと思われる氷食谷が右手に伸びていた。牛の放牧地になっているようだ。道端の潅木の陰に座り込んでスケッチする。
日付が18日になっているが本当は19日だった。
登り道の途中で、午前中のスケッチ。斜面に生える潅木群はアスペンか?そのむこうにシェラネバダの山並み。
これも日付まちがい。 スケッチ後、さらに登って峠を越し、一気に下ってMono Lakeに至った。
鉱山跡と思われる廃墟にて。打ち捨てられた、トタン屋根小屋にやっと影を求めてのスケッチ。ここ、レイチェルあたりでは、UFOがしばしば見られることで有名だそうだ。
これも日付まちがい。
Glenキャニオンに伸びるパウェル湖を見下ろす地点にやってきた。ダムによる人造湖だ。湖畔に下ると対岸に渡るフェリー乗り場がある。
道から外れて、 潅木がショボショボ生える砂岩の荒地に入り込んだ。侵食で滑らかに磨かれた砂岩の上で、潅木のジュニパーが作る木陰に座り込んでスケッチを始めた。 スケッチ終了後、ここでキャンプになった。
コロラド州に入って、早速に山岳気分を味わう。 朝起きるとテントが氷結していた。
朝食後、テントをそのままにして斜面を少し歩きあがり、陽だまりで山並みのスケッチを始めた。そのうちテントの氷は解けるだろう。
スケッチ8を終えてテントを片付け、走り出した。高原から下りかかると湖があった。あまりに美しく、走り出して間なしだったが自転車を停めてスケッチを始めた。
サングラスと麦藁帽子の助けを得て、陽中でスケッチをする。砂漠地帯では暑すぎて不可能だったのだが。
キャニオンランド国立公園を目指してシェイファートラックを辿った。人車をほとんど見かけない極悪路だが美しい。道の取っ掛かりには、リン鉱石を濃縮さ せる沈殿池がいくつかあって濃緑青色の水をたたえている。飛行機から見降ろすと、赤茶けた荒野に実に不思議な光景が望める。
キャンプの朝に。3朝続きのスケッチ。赤茶けた砂岩の色が荒涼感を深める。
つづら折れの強烈な悪路を上り詰めて高台に上がった。公園内を走る、整備された観光道路のレストエリアでスケッチする。東の方向、Moab方面、コロラド川を見降ろして。
朝、ウィローフラットのキャンプ場からGreen River lookoutに歩き下ってスケッチする。白い平地は固い石灰岩の層ゆえに侵食され残ったもので、rimと呼ばれる。ここをえぐる川は、崖に囲まれた深い谷を作る。
スケッチ終了は現地、マウンテン時間で10時近かった。急いでキャンプ場に戻ってテントを片付けた。キャンプ場のチェックアウト時限は10時だったのだ。
雨など降らぬと思っていたネバダの荒地で雨にたたられている。朝、雨にぬれたテントを乾かすため、出発前にテントの中から外の眺めをスケッチする。
ひとけの無い荒れ山道を数十km走ってやってきた。朝に鉱山跡と廃屋をスケッチする。
このすぐ先にボーディーゴーストタウンがある。よく保存されていて、栄えていた鉱山町の様子がうかがえる。人気のある観光スポットになっている。


















