自転車旅スケッチ 2004年  california-colorado 編

 2004年夏の自転車スケッチ旅は、カリフォルニア、オークランドにある友人宅が起点と終点になるものでし た。シェラネバダ山脈を越え、ネバダ、ユタの荒野を走り、ブライスキャニオンやキャニオンランドの渓谷美を訪ね、コロラドの山岳美をかじり、廃れた鉱山の ノスタルジーを感じる旅でした。

 2ヶ月に満たぬ短い旅でしたので、スケッチは18点でした。全スケッチをご覧ください。サイズはF4(MUSE W-F4   No.203)です。

 

 

USA 2004年001   1 友人 Michael 宅 中庭  2014年6月15日
 カリフォルニア Oaklandの友人宅。左手の建物は物置で、さらに、手前に小さなひと小屋がある。友人はこれらをbig shed, small shedと呼んでいる。

 

 

USA 2004年002   2 Monitor Passを下って   6月19日
 山脈を越した。シェラネバダ山脈東側。かつて氷河があったと思われる氷食谷が右手に伸びていた。牛の放牧地になっているようだ。道端の潅木の陰に座り込んでスケッチする。
 日付が18日になっているが本当は19日だった。

 

 

USA 2004年003   3 Conway Summit手前   6月21日
 登り道の途中で、午前中のスケッチ。斜面に生える潅木群はアスペンか?そのむこうにシェラネバダの山並み。
 これも日付まちがい。 スケッチ後、さらに登って峠を越し、一気に下ってMono Lakeに至った。

 

 

USA 2004年004   4 Rachel  Nevada   6月24日
 鉱山跡と思われる廃墟にて。打ち捨てられた、トタン屋根小屋にやっと影を求めてのスケッチ。ここ、レイチェルあたりでは、UFOがしばしば見られることで有名だそうだ。
 これも日付まちがい。

 

 

USA 2004年005   5 Bryce Canyon Ⅰ  6月30日
 奇怪な侵食地形で名高いブライスキャニオン。ピナクルスと呼ばれる、侵食残りの尖塔群をスケッチする。

 

 

USA 2004年006   6 Bryce Canyon Ⅱ  6月30日
 スケッチ5を終えて、引き続き、同地点で構図を変えてスケッチする。手前に樹を置き、遠景を入れて描く。 サンセットポイントと呼ばれる展望地にて。

 

 

USA 2004年007   7 Powell湖 Utah 7月2日
 Glenキャニオンに伸びるパウェル湖を見下ろす地点にやってきた。ダムによる人造湖だ。湖畔に下ると対岸に渡るフェリー乗り場がある。
 道から外れて、 潅木がショボショボ生える砂岩の荒地に入り込んだ。侵食で滑らかに磨かれた砂岩の上で、潅木のジュニパーが作る木陰に座り込んでスケッチを始めた。  スケッチ終了後、ここでキャンプになった。

 

 

USA 2004年008   8 San Juan Mountains Colorado 7月6日
 コロラド州に入って、早速に山岳気分を味わう。 朝起きるとテントが氷結していた。
 朝食後、テントをそのままにして斜面を少し歩きあがり、陽だまりで山並みのスケッチを始めた。そのうちテントの氷は解けるだろう。

 

 

USA 2004年009   9 Trout Lake, San Juan Mountains  7月6日
 スケッチ8を終えてテントを片付け、走り出した。高原から下りかかると湖があった。あまりに美しく、走り出して間なしだったが自転車を停めてスケッチを始めた。
 サングラスと麦藁帽子の助けを得て、陽中でスケッチをする。砂漠地帯では暑すぎて不可能だったのだが。

 

 

USA 2004年010   10 Mt. Wilson (14,246 f. ) 遠景  7月7日
 昨日同様、キャンプの朝にスケッチ。右の富士山状の山なのか、中央の杓子岳状の山なのか、4千m越えのウイルソン山は?

 

 

USA 2004年011    11 Canyonlands National Park シェイファートラック Utah  7月9日
 キャニオンランド国立公園を目指してシェイファートラックを辿った。人車をほとんど見かけない極悪路だが美しい。道の取っ掛かりには、リン鉱石を濃縮さ せる沈殿池がいくつかあって濃緑青色の水をたたえている。飛行機から見降ろすと、赤茶けた荒野に実に不思議な光景が望める。
 キャンプの朝に。3朝続きのスケッチ。赤茶けた砂岩の色が荒涼感を深める。

 

 

USA 2004年012   12  Canyonlands National Park コロラド川  7月9日
 つづら折れの強烈な悪路を上り詰めて高台に上がった。公園内を走る、整備された観光道路のレストエリアでスケッチする。東の方向、Moab方面、コロラド川を見降ろして。

 

 

USA 2004年013   13  Canyonlands National Park グリーンリバー  7月10日
 朝、ウィローフラットのキャンプ場からGreen River lookoutに歩き下ってスケッチする。白い平地は固い石灰岩の層ゆえに侵食され残ったもので、rimと呼ばれる。ここをえぐる川は、崖に囲まれた深い谷を作る。
 スケッチ終了は現地、マウンテン時間で10時近かった。急いでキャンプ場に戻ってテントを片付けた。キャンプ場のチェックアウト時限は10時だったのだ。

 

 

USA 2004年014   14 Sevier Lake   7月14日
 キャンプの朝に、塩湖を見降ろしてスケッチする。ユタ州といえばソルトレイク、この塩湖の名前はシビアレイク。短い時間でのスケッチだが、良い出来になった。

 

 

USA 2004年015   15 Ely近くの荒地  Nevada 7月16日
 キャンプの朝に、テントの中からスケッチ。杉のような潅木はアスペン。良い香りのする潅木はjuniper かセイジか?

 

 

USA 2004年016   16 Toyabe National Forest 7月18日
 雨など降らぬと思っていたネバダの荒地で雨にたたられている。朝、雨にぬれたテントを乾かすため、出発前にテントの中から外の眺めをスケッチする。

 

 

USA 2004年017   17 Bodie California 7月20日
 ひとけの無い荒れ山道を数十km走ってやってきた。朝に鉱山跡と廃屋をスケッチする。
 このすぐ先にボーディーゴーストタウンがある。よく保存されていて、栄えていた鉱山町の様子がうかがえる。人気のある観光スポットになっている。

 

 

USA 2004年018   18 39th street Oakland 7月30日
 友人宅の近所。ひどい急坂で、トレーニングのために何本もダッシュ上りをしたものだ。 サンフランシスコ湾の対岸はサンフランシスコ空港あたりだろう。

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