2006年夏の旅はチベットへの旅の下見の意味合いの濃い、短いものでした。自転車で走ったのは西安から青海湖まででした。点数は少ないのですが自転車旅の現場水彩スケッチをご覧ください。
1 青海湖(チンハイフー)の漁港 Ⅰ 2006年7月17日午前
右手に小規模の造船ドックがひとつあって、ささやかに作業がおこなわれている。ここは観光地化されているようだが、人影は少なく、静か。(後で判明したことだが、国際自転車ロードレースのために道路の通行規制があって、たまたま観光客が入ってきていなかったのだ。)
じっ様がやってきてスケッチ見物をするのだが、懐かしい匂いがする。羊毛の匂いのようだ。衣類のせいか、あるいは羊とともに生活しているのだろう、このじっ様は。
二人の子供も見物に来たのだが、後で近所の食堂の子供達だと判明した。スケッチの後で入った食堂の親父に、家族の似顔絵をねだられた。申し訳ないが断った、料理代を半額以下に負けてくれたのだが。注文したものは、青海湖から上がったもので、ナマズに似た魚だった。
2 青海湖 Ⅰ 7月17日午後
湖面標高3196m 中国最大の湖で塩水湖。このあたりで国際自転車ロードレースが催され、サイクリストのメッカとなっているようだ。多数の中国人サイクリストに会う。中にはチベットを目指すサイクリストもいた。
湖岸に澄んだきれいな水を湛えた小池が会った。自転車を停めてスケッチすることにした。青海湖は塩水湖なのだが、手前の小池は淡水で何かと便利だった。
3 青海湖 Ⅱ 7月18日
湖畔の朝は雨だった。手持ちの食料に不足は無いし、連泊することにする。
スケッチした。一面の野の花が見事。
4 青海湖(チンハイフー)の漁港 Ⅱ 7月19日
来た道を引き返して、一昨日スケッチした港にやってきた。スケッチ1と同じ地点で1の右に続く光景をスケッチした。
一昨日と違って草地には何組かの家族連れがいるし、土産物屋レストランはにぎわっていた。しかしここは静か。ただ、姉弟か?二人の子供が脇にいて、私の絵筆をなぶっている。
泊まったホテルの客室から窓外をスケッチする。眼下にバスターミナルがある。ここから西安へと、西安からここへとバスに乗って移動したのだった。 上海の空へと急速に伸び広がるスカイスクレーパー。数年前には、これらのビルのほとんどは建っていなかっただろう。

